こんにちは!
ShopifyなどのECサイト企画制作・集客支援をしてます、スズコー(@vietl)です。
Shopifyで商品を発送する方法が知りたい…。
配送するときになにが必要なんだろ…?
あと配送関係でおすすめのアプリとかあれば知りたい…。
今回は上記の疑問を解決する記事を用意しました。
- Shopifyで商品を発送する方法と手順が分かる
- 配送関係のおすすめアプリが分かる
この記事を読むことでこんなメリットがあるので、ぜひ参考にしてみてください!
この記事の目次
Shopifyで商品を国内発送する方法と手順
まずは、Shopifyで商品を国内向けに発送する方法を紹介します。
具体的な手順に沿って解説していきますね。
宛名を確認し梱包する
商品の注文が入ったら、まずは送り先の
- 氏名
- 住所
- 電話番号
などを確認します。
その後、商品を梱包しましょう。
商品の重量を測る
続いて、商品の重量を測ります。
測定方法は以下の2通りがあり、
- 実重量:梱包済みの箱の重さ
- 容積重量:梱包済みの箱の「縦(cm)」×「横(cm)」×「高さ(cm)」÷ 5,000(g)
となっています。
日本国内の輸送サービスでは、請求対象となる重量には実重量と容積重量のうち、大きい値が適用されます。
どちらの測定方法を採用するかは場合によるので、配送業者のマニュアルに従いましょう。
配送業者を選び発送する
最後に、配送業者を選んで商品を発送します。
国内の配送業者は主に
- ヤマト運輸
- 佐川急便
- 日本郵便
の3種類です。
サイズや重量によって配送料金が配送業者ごとに異なる場合もあるので、最もお得となる配送業者を選ぶと良いですね。
Shopify内での配送・配達設定
Shopifyではダッシュボードから配送・配達の設定を独自に行えます。
まずは「設定」から「配送と配達」クリックしましょう。
遷移先で各種設定が行えるようになっています。
配送と配達の設定方法に関して詳しくは以下の公式マニュアルを参考してください。
Shopifyの便利な国内向け配送アプリ4選
ここからは、Shopifyで便利な国内向けの配送アプリを紹介します。
Ship&Co
Ship&Coは、京都の弁当専門店「Bento&co」がこれまで100ヵ国以上で発送業務を行ってきた知見と実績を元に開発した配送アプリです。
国内発送・海外発送の両方に対応しています。
特徴・機能
配送業務の一元管理が可能で、面倒な出荷業務を大幅に効率化できます。
- Shopifyからの注文がリアルタイムで同期
- 複数ネットショップの注文を一元管理
- 注文ごとに送り状とインボイスをワンクリックで発行
- 出荷ラベルや請求書もワンクリックで発行
- 運送会社の送料比較機能(重量・サイズを入力)
- 出荷完了メールの自動送信機能
同期された注文データに必要事項(荷物のサイズ・重量など)を入力するだけなので、操作も簡単です。
通常1件あたり数分はかかる送り状・インボイス・納品書の作成を、このアプリを使えばたったの30秒程度で作成できます。
提携している配送業者は、国内だと
- ヤマト運輸
- 佐川急便
- 日本郵便
となります。
料金
Ship&Coは、以下2種類の料金体系があります。
- 1出荷あたり0.25米ドルの従量課金
- 月額9米ドルの定額課金
月に37件以上発送を行う場合は、月額課金で契約したほうがお得ですね。
また、初回14日間は無料トライアル期間があります。
こちらは取引量の制限などはなく、無料期間中でも全ての機能を無制限で利用可能です。
メリット・デメリット
Ship&Coのメリット・デメリットは以下の通り。
- 面倒な配送業務をこのアプリだけで簡略化できる
- 日本国内の主要な配送業者と提携
- 無料トライアルに一切の制限がない
- 日本の会社が作っているので国内に完全対応
- 海外発送にも対応
- 口コミ評価がまだ少なく実績に乏しい
アプリそのものがとても便利で提携している発送業者も多いので、現状の国内向け配送アプリとしては1番おすすめです。
比較的新しいアプリなので実績は乏しいですが、口コミそのものの評価は高いので、信頼のおけるアプリと言えるでしょう。
Easy Rates Japan Post
Easy Rates Japan Postは、日本郵便の配送業務に特化したアプリです。
こちらはLunarisという日本の企業が開発しているので、日本語にもフル対応となっています。
特徴・機能
日本郵便の料金や配送の設定が簡単に行えるのが特徴です。
- 日本郵便の料金や配送方法を表示
- 配送方法のカスタマイズ(追加・削除など)
- 一律料金や割合手数料の追加
料金
利用料金は月額9.9米ドルで、初回7日間は無料トライアルがあります。
メリット・デメリット
Easy Rates Japan Postのメリット・デメリットは以下の通り。
- 日本郵便
- 日本語に対応、日本語サポートあり
- 無料トライアルがある
- 無料トライアル期間が短い(7日間)
日本郵便で国内発送することが多い場合、特におすすめのアプリと言えますね。
Delivery Date and Time .amp(配送日時指定)
Delivery Date and Time .ampは、日本向けに配送の日時指定が行えるアプリです。
日本語ではそのまま「配送日時指定」という名前で普及しています。
日本向けアプリなので、設定は日本語で行えるほか、サポートも日本語対応となっています。
特徴・機能
このアプリを導入することで顧客が利用できるようになる機能としては、以下があります。
- カートページから希望の配送日時を指定できる
- 最短または最長の配達日を設定できる
- 長期休暇のために配達を受け入れたくない期間を設定できる
- 置き配の設定も可能
デフォルトで
- ヤマト運輸
- 佐川急便
- 日本郵便
の配送業者に対応しているほか、任意の配送業者を追加できる「カスタム配送業者」という機能が備わっています。
料金
プランはNORMALの1種類のみで、月額9.8米ドルの利用料金です。
初回14日間は無料トライアルが用意されています。
メリット・デメリット
Delivery Date and Time .amp(配送日時指定)のメリット・デメリットは以下の通り。
- 日時指定が可能になることで、顧客は再配達を利用せずに済むようになる
- 配送の懸念が取り除けることで売上向上に繋がる
- 無料トライアルがある
- 日本向けに完全対応
- 日本語サポートあり
- 口コミ評価が少ない
日本語に完全対応となっているため、英語が苦手なECサイト運営者でも安心して利用ができます。
顧客側としても日時指定が行えるほうがありがたいですし、結果として売上アップも見込めるので、導入は前向きに検討しておきたいアプリと言えますね。
Order Printer
Order Printerは、請求書・領収書・ラベル・梱包明細書などの印刷ができるアプリです。
こちらはShopifyが独自に開発したアプリとなります。
特徴・機能
このアプリの特徴は以下の通りです。
- 請求書、領収書、ラベル、梱包明細書を大量に印刷可能
- 会社ロゴやイラストの入ったオリジナルの書類が作れる
- HTMLでテンプレートをカスタマイズできる
料金
Order Printerは無料アプリとなり、費用は一切かかりません。
メリット・デメリット
Order Printerのメリット・デメリットは以下の通り。
- 書類の作成が効率化できる
- 利用料金が無料
- レビュー・口コミ評価が高くない
- 設定は基本的に英語で行わないといけない
料金が無料なのが最大のメリットですが、レビュー評価は5段階評価で3.0(2020年12月現在)と、あまり高くありません。
口コミにも「エラーが生じた」という内容の文言もあったため、まだまだ発展途上のアプリと言えるかもしれませんね。
ただし、割合としては良い評価のほうが多数ですし利用に一切の費用もかからないので、まずは試してみるのもありでしょう。
まとめ
今回は、Shopifyで国内配送をする手順と便利なアプリについて紹介しました。
自力での発送も可能ですが、アプリを利用することで配送業務を大きく簡略化することができます。
現状日本で1番汎用性が高くおすすめと言える配送アプリはShip&Coになるので、気になる方はまず無料トライアルを試してみると良いでしょう。
記事の内容に関するご質問やご相談などありましたら可能な限り応じますので、気になった方はLINEで気軽にご連絡ください!