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ShopifyでのInstagram連携と商品販売の方法【おすすめアプリも紹介】

スズコー

こんにちは!

ShopifyなどのECサイト企画制作・集客支援をしてます、スズコー(@vietl)です。

悩んでる人

ShopifyとInstagramを連携させる方法が知りたいな…。

最近Instagramでネット販売するの流行っているしな…。

どうやって商品を登録したらいいかとかも含めて誰か教えて!

今回は上記の疑問を解決する記事をまとめてみました。

本記事を読むメリット
  • ShopifyとInstagramを連携するメリットが分かる
  • ShopifyとInstagramを連携するための設定方法が分かる
  • InstagramでShopifyの商品を販売する方法が分かる
  • ShopifyとInstagramの連携におすすめのアプリが分かる

この記事を読むことでこんなメリットがあるので、ぜひ参考にしてみてください!

この記事の目次

ShopifyとInstagramを連携するメリット

まずは前提として、ShopifyとInstagramを連携するメリットを解説します。

大きく

の3通りがあります。

ビジュアル面を発信できる

投稿した画像や動画などのビジュアル面で発信できるのが大きな特徴のSNSです。

Instagramは、投稿する画像や動画ごとに最大30個までのハッシュタグをつけることができます。ユーザーは興味があるハッシュタグから検索して見る事が多いので、投稿画像によってはフォロワー以外の人にも見てもらえる可能性が高いですね。

またショッピング機能があり投稿した画像からECサイトへのリンク機能などもあります。

見た目が重要なポイントになるスイーツやファッション関連、あるいは実際にその商品を使っている / 食べているシーンを見せたい場合などビジュアル面で訴求をしたい運営者にとってぴったりのSNSと言えます。

販売チャネルを増やせる

まずは販売チャネルを増やせ、商品の認知拡大と新規顧客の獲得ができます。

Instagramは画像投稿型のSNSで、ユーザー数も豊富(2020年の公式発表によると、月間アクティブユーザー数は3,300万人)。

特に若い女性のユーザーが多く、女性向けのアパレル・美容・雑貨・食品といったジャンルで売上を伸ばしたい時は、ぜひとも採用したいSNSです。

ちなみに、「販売チャネルとは?」や「Shopifyで利用可能な販売チャネル」については以下の記事で詳しく解説してますので、こちらもご参考ください。

Instagramの投稿からタグで商品を購入できるようになる

Instagramの投稿から商品をタグ付けしてユーザーが購入できるようになります。

本来Instagramでは投稿ページにURLリンクを貼ることができませんが、Shopifyと連携することでタグを使って商品ページに遷移させることが可能となります。

そうすることで、より一層の商品の認知拡大に繋げられるでしょう。

さらには、「商品が良いな」と思ったユーザーはすぐに商品ページに飛んで買うことができるので、商品の認知→購入までのフローを従来より簡略化できます。

Instagramではハッシュタグによる検索が主流なので、ハッシュタグを上手く活用した戦略で展開を行うと、より効果的なマーケティング施策になるでしょう。

また、ストーリーズやリールといった動画コンテンツも最近は流行りなので、これらを活用するのもおすすめです。

ShopifyテーマでInstagramアカウントを登録する方法

ここからは、ShopifyとInstagramの具体的な連携方法を解説します。

まず始めに、ShopifyでInstagramのアカウントを登録する方法から解説しますね。

まずは、ダッシュボードから「オンラインストア」→「テーマ」と移動し、現在のテーマから「カスタマイズ」をクリックしましょう。

テーマ設定」→「ソーシャルメディア」と移動し、「Instagram」のボックスに登録したいアカウントのURLをコピペします。

これだけで登録は完了です。

あとはサイトの上部(ヘッダー)や下部(フッター)にInstagramのアイコンが追加されて、遷移されるようになっているか確認しましょう。

同様に、TwitterやFacebookやアカウントも登録可能です。

Instagramショッピング機能でShopifyストアの商品を販売する方法

ShopifyのストアにInstagramを表示するだけでなく、Instagramのショッピング機能を利用してInstagramの投稿にShopifyストアの商品をタグ付けて販売することもできます。

事前準備

上記を行うための事前準備として、以下3つの条件を満たす必要があります(以下引用)。

  1. Instagramのアカウントがビジネスプロフィールに移行済みである
  2. Instagramアカウントが所有権のあるFacebookページと接続されている
  3. Facebookページでショップセクションを追加もしくはビジネスマネージャでカタログを作成している

③の「Facebookページでショップセクションを追加」は、以下で解説する「販売チャネルにFacebookを追加」を行うことで設定されます。

なので、①の「Instagramアカウントをビジネスプロフィールへ移行」と②の「Facebookページとの接続」が済んでいればOKです。

販売チャネルにFacebookを追加

具体的な連携方法は、まず販売チャネルにFacebookを追加するところから始まります。

これまでShopifyでは販売チャネルでFacebookとInstagramの双方を連携することができましたが、2020年8月からFacebookに統合されています。

そのため、Instagramの連携にはFacebookの販売チャネルを使用します。

まずはダッシュボードの「販売チャネル」をクリックして「販売チャネルの追加」のポップアップを表示させ、Facebookアイコンの右にある+ボタンをクリックします。

確認画面が表示されるので、右下のボタンをクリックすれば完了です。

FacebookチャネルでInstagram連携の設定を行う

Facebookの販売チャネルが追加されると以下の画面が表示されるので、上から2番目にある「INSTAGRAMショッピング」の「設定を開始する」をクリックしましょう。

続いて、「Facebookアカウント」の「アカウントを連携する」をクリックし、Facebookアカウント(個人アカウント)との連携を進めてください。

連携が完了したら、続いて「ビジネスマネージャー」の「連携する」をクリック。

続いて、「Facebookページ」からShopifyと紐付けするFacebookページを連携させましょう。

Instagramのビジネスアカウントを連携します。

最後に「Facebookコマースアカウント」と「利用規約」を確認し、「リクエストの承認」をクリックすれば設定は完了となります。

以下がFacebookチャネルの管理画面で、こちらからInstagramの設定も行えます。

Instagramのビジネスアカウントとの連携完了後は審査があり、Facebookページの商品情報がInstagramに反映されるまで時間を要します。

Instagramの審査が完了するまで、しばらく待ちましょう。

通常2日〜1週間程度で審査が終わり、早ければその日のうちに審査が完了することもあるようです。

Instagramの投稿にShopifyストアの商品をタグ付けする

Shopify側での設定と審査が終わったら、あとはShopifyストアの商品をInstagramの投稿に紐付けすればOKです。

ShopifyとInstagramの連携におすすめのアプリ

最後に、ShopifyとInstagramの連携に便利なアプリを紹介します。

Instafeed ‑ Instagram Feed

Instafeed ‑ Instagram Feedは、Mintt Studio社が開発したInstagram公認のアプリで、Instagramフィードに対応したアプリでは最も知名度の高いアプリの1つです。

主な機能

利用できる主な機能は、以下があります。

  • Instagramフィードの表示
  • Instagramのいいね数を表示する
  • 商品のタグ付け

メリット・デメリット

Instafeed ‑ Instagram Feedのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット
  • 無料で使える
  • 使い方や設定方法が簡単
  • 口コミ評価が高い

デメリット
  • 無料で使える機能が少ない
  • 日本語対応が完全でない

プランと料金

利用できる機能に応じ、以下3種類のプランがあります。

プラン月額料金
FREE無料
PRO3.99米ドル
PLUS19.99米ドル

無料トライアル期間はないので、まずはFREEプランから利用していくと良いでしょう。

また、インストールや設定方法等の詳細は以下の記事で別途解説してますので、こちらもぜひ参考してみてください。

Instagram Feed + Stories

Instagram Feed + Storiesは、ストーリーズの表示も可能なInstagramフィードアプリです。

主な機能

利用できる主な機能は、以下があります。

  • Instagramフィードの表示
  • Instagramストーリーズの表示

メリット・デメリット

Instagram Feed + Storiesのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット
  • 無料で利用可能
  • Instagramのストーリーズやハイライトに対応している
  • 口コミ評価が高い

デメリット
  • 無料で利用できる範囲が月間1000訪問者まで
  • 導入には英語が必要

プランと料金

月間1000訪問者までであれば、無料で利用できます。

それ以上の場合は月3.95米ドルの利用料がかかります。

Instagram Feed + Photo Gallery

Instagram Feed + Photo Galleryは、Shopifyストアに

  • Instagramショップ
  • ルックブック
  • フォトギャラリー
  • Instagramフィード

スライダー表示できるようになるアプリです。

商品画像をInstagramフィードで表示し、ルックブックとしての活用ができます。

Instagramフィード以外の機能も充実しており、主に有料プランにて利用可能です。

主な機能

利用できる主な機能は、以下があります。

  • Instagramフィードの表示
  • フォトギャラリーの表示
  • 商品のタグ付け
  • アナリティクス

メリット・デメリット

Instagram Feed + Photo Galleryのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット
  • 無料プランがある
  • 利用できる機能が多岐に渡る
  • 口コミ評価が高い

デメリット
  • 導入には英語が必要
  • 有料プランの料金が高め

プランと料金

以下4種類のプランがあり、プランが上がるごとに利用できる機能が増える仕組みです。

プラン月額料金
FREE無料
BASIC14.99米ドル
PRO29.99米ドル
BUSINESS49.99米ドル

また、有料プランには14日間の無料トライアルも用意されています。

Instagram shop by SNPT

Instagram shop by SNPTは、Instagramに投稿された画像や動画をそのままストアにフィード表示させ、そこから商品の購入ページへ遷移させるリンクを付与できるアプリです。

実際に商品を利用した人の投稿を自動で表示でき、これから商品を購入する顧客の購買意欲を向上させることができます。

主な機能

利用できる主な機能は、以下があります。

  • Instagramの画像や動画を商品とリンク
  • ギャラリーやInstagramフィードの表示
  • UGC(ユーザーが生成したコンテンツ)の表示
  • インフルエンサーの追跡

メリット・デメリット

Instagram shop by SNPTのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット
  • 無料で利用可能
  • 実際の商品購入者の投稿を表示できるので、商品やストアの信頼性を高められる
  • インフルエンサーを活用したマーケティングができる
  • 口コミ評価が高い

デメリット
  • 導入には英語が必要

プランと料金

こちらのアプリは、無料プランのみとなってます。

Facebook & Instagram AutoPostr

Facebook & Instagram AutoPostrは、Shopifyストアの商品をSNSで自動投稿できるアプリです。

選択した商品コレクションに応じて必要な数だけのSNS投稿を作成し、送信することができます。

主な機能

利用できる主な機能は、以下があります。

  • SNSアカウントとの連携
  • 商品コレクションに応じた自動投稿
  • 割引オプションの付与
  • 自動投稿のスケジューリング

メリット・デメリット

Facebook & Instagram AutoPostrのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット
  • 無料で利用可能
  • Instagram以外にもFacebookやTwitterなど複数のSNSに対応
  • 口コミ評価が高い

デメリット
  • 導入は英語が必要
  • 自動投稿

プランと料金

こちらのアプリは、無料プランのみとなります。

まとめ

今回は、ShopifyとInstagramを連携するメリットやその方法についてまとめました。

ShopifyとInstagramは互換性が高く、特に若い女性がターゲットである場合に絶大な効果を発揮します。

SNSを活用したマーケティングはネットショップの運営には欠かせませんし、特にアパレル系や飲食系、食品系のShopifyとInstagramは相性良いです。

アプリの候補も充実しているので、ぜひこの機会にShopifyとInstagramの相互連携を検討してみてください。

記事の内容に関するご質問やご相談などありましたら可能な限り応じますので、気になった方はLINEでお気軽にご連絡ください!

ABOUT ME
スズコー
Shopify特化でEC企画制作・運用専門家をしてます。

EC / Web業界は10年目。
音楽ニート→某有機野菜販売EC運営ベンチャーに拾われてWebコーダー兼デザイナー → 新規事業と開発拠点立ち上げエンジニア・PM → 某上場EC総合支援(中堅企業・大手企業様導入シェアNo.1)企業で企画制作ディレクターとして数々の大手・中堅企業様の数千万円規模のEC / Webサイト構築と運営支援による売上拡大を経験。

これまで関わったEC / Webサイト構築・運用案件は、80サイト以上。
その中で、もっとも大きな成果を上げたお客様のPC + スマホの売上高は、2019年時点で600億円以上にまで成長。

現在は、国内で数社しかない某Shopify expert会社様・小売事業会社様と一緒に、40サイト近くのShopifyテーマ開発や機能実装、運営改善に従事。
あるスタートアップ会社様と一緒にエンジニア教育事業開発・運営もしています。